【認知症】わたしのバイブル『 “理由を探る認知症ケア”関わり方が180度変わる本 』

【認知症】わたしのバイブル『 “理由を探る認知症ケア”関わり方が180度変わる本 』
iroha

こんにちは。
iroha ( @iroha0913_3 ) です !!

介護に役立つわたしのオススメの本の紹介コーナー『 私の本棚 』。
1冊目は、『 理由を探る 認知症ケア 』です。

この本は、わたしが在宅看護をはじめたころ認知症ケアに壁がみえて、仕事の帰宅途中に本屋で購入した本です!

認知症の介護で行き詰まっている人、介護職員として施設や在宅で働いている人にも、こんなときどうする?という気づきを与えてくれる本としてオススメです。

この記事はこんな人にオススメ

  • 認知症の親の言動がわからない
  • 認知症の親と会話ができない
  • 認知症の親の考えていることがわからない
  • どうするのがいいのかわからなくなった…
CONTENTS

認知症ケアのわたしのバイブル

『 わたしの本棚 』

認知症ケア専門士の試験勉強のとき、まずは疾患から学習するので、認知症の分厚い本を何冊も買ったのですが、資格をとったあとは、分厚い本には手も触れず、このぺ ホスさんの本ばかりを読み直ししています。

buruta

分厚いからいい本とは限らないからね。。

一時期、ナースバックに入れて持ち歩いていたので、表紙が十分に古本化してしまっています。

そして、難しい医学書ではないので、読みやすいし実例がそのまま現場だったりすることも多く、とても参考になります。

中身検索! 認知症は予防するのではなく「備える」

 わたしがある講演会に参加したとき、認知症ケアの権威の先生から、次のようなエピソードを聞きました。

 その方が、お義父様と食事をしていると、突然、険しい表情になり、「おたくはどちら様ですか?」と言われたそうです。認知症ケアの権威の先生ですが、いざ、自分の家族のその姿を目の当たりにして、どんな言葉をかければいいのかと考えあぐねたそうです。

すると、小学生のお子さんが、お義父様に次のように声をかけたそうです。
「おじいちゃん! おじいちゃんがボクたちのことをわからなくなっても、ボクたちがおじいちゃんのことを覚えているから、大丈夫だよ」

そうすると、お義父様は、すっと安心した表情に戻り、また食事を食べ始めたそうです。

iroha

このエピソードがとても好き!

“理由を探る”認知症ケア 簡単もくじ

  • 第1章 認知症ケアの「いま」と「これから」
    1 「いま」①認知症がある人のことは理解できない⁈
    2 「これから」①認知症がある人は困っていない⁈
    3 「いま」②対処方法を探し求めるケア
    4 「これから」②理由を探るケア
    5 「いま」③認知症にはなりたくない
    6 「これから」③「認知症になっても安心」とは?
    7 「いま」④認知症予防ーーそのマイナスの影響
    8 「これから」④「予防する」のではなく「備える」
    9 「いま」⑤困難な介護を防ぐことが重要⁈
    10 「これから」⑤「快の時間を増やす」ケア
    コラム1 「認知症」を「ニンチ」と表現する専門職
  • 第2章 理由を探れないワケ(1)〜本人との関わりの中で〜
    11 認知症の原因疾患がはっきりしない
    12 コミュニケーションがとりにくい
    13 本人の意向が分かりにくい
    14 わかる力・できる力の見極めが難しい
    15 「良いとき」と「ダメなとき」の違いがわからない
    16 本人の言動のきっかけがわからない
    17 これまでの生活を知る術がない
    18 本人の習慣(こだわり)や好みがわからない
    19 介護者の知識や経験が少ない
    コラム2 「不満がある=参加しない」とは限らない⁈
  • 第3章 理由を探れないワケ(2)〜介護者の内側にある「枠組み」〜
    20 「枠組み」が認知症ケアを難しくする
    21 枠組み・例①「答えは1つ」
    22 枠組み・例②「問題に対処する」
    23 枠組み・例③「言葉はあてにできない」
    24 枠組み・例④「わかれば△△できる」
    25 枠組み・例⑤「いつも◯◯している」
    26 枠組み 例⑥「不穏になると…」
    27 枠組み・例⑦「人と交流するべきだ」
    28 枠組み・例⑧「認知症だから」
    29 枠組み・例⑨「認知症が進んだ」
    コラム3 被害妄想ーー求めているものの本質は?
  • 第4章 理由を探るための12のレッスン
    30 レッスン①「認知症」とひとくくりにしない
    31 レッスン②「理解しよう」としない
    32 レッスン③”事実”と”解釈”を分ける
    33 レッスン④本人に影響を与える要因を知る(1)〜身体的要因〜
    34 レッスン⑤本人に影響を与える要因を知る(2)〜心理的要因〜
    35 レッスン⑥本人に影響を与える要因を知る(3)〜環境的要因〜
    36 レッスン⑦本人に影響を与える要因を知る()〜個人的要因〜
    37 レッスン⑧本人に影響を与える要因を知る(3)〜介護者の要因〜
    38 レッスン⑨場面ごとの「できる力」を知る
    39 レッスン10場面ごとの「わかる力」を知る
    40 レッスン11「あり得る理由」を30個以上あげる
    41 レッスン12「わからなくてもよし!」とする
    コラム4 おむつを外そうとした理由は……
  • 第5章 ケアの可能性を広げる最強チームの条件
    42 立ち返るべき「ケアの軸(=何のための介護か?)」がある
    43 “概況”ではなく“場面”に注目する
    44 “あと”ではなく“まえ“を振り返る
    45 “仮説”にとらわれない
    46 言葉の背景にある「枠組み」に気づく
    47 BPSDで表現しない
    48 本人の言葉に耳を傾ける
    49 本人らしさを細部に見いだす
    50 人の繋がりを活かせる
    51 成功体験を手放せる
    コラム5 「◯◯したほうがいいですよ」という助言の影響
  • 第6章 ケアが変わるコミュニケーションのコツ
    52 そもそもコミュニケーションとは何か?
    53 「やり方」の前に大切な「あり方」を整える
    54 「否定をしない」ではなく「有を与える」
    55 心が通いあう土台=「一緒にいる」状態をつくる
    56 感覚に働きかけて“覚醒”をうながす
    57 「間」がもたらす価値を知る
    58 本人の体験に目を向ける
    59 言葉(セリフ)・表現・行動からサインを読み取る
    60 自分の“表現”に気づく
    コラム6 大声を出していた理由は……
  • 第7章 家族を支えるプロであるために
    61 本人を支え、家族を支える
    62 家族は「介護者」ではない
    63 家族の関係に正解はない
    64 初体験の連続である
    65 「介護負担」を勝手に決めない
    66 「期待」は愛情の表れである
    67 詰まりがちな心をクリアにする
    68 「承認」は連鎖する
    69 人の存在が勇気づける
    コラム7 孫がいてこそ「おばあちゃん」

さいごに。



『介護する側のあり方が利用者にどれほど影響するかを実感した。認知症ケアの観点を増やし、発想を広げコミュニケーションセンスを磨く研修を提供している。』と筆者のぺ ホスさん

わたしたち介護を担う専門職の多くは、「人が喜ぶ仕事をしたい」とか「人のためになる仕事がしたい」という思いを潜在的に持っていることが多いです。

介護の困りごとや悩みを抱えている家族に出会うと、どうすれば力になれるかを考えて、自分の知識と経験をフル活用してアイデアを伝えたりすることに尽力しているわたしがいます。

でも、『愚痴を聞いてもらえる人』『弱音を吐ける人』『趣味の話しでもりあがれる人』『辛い時にSOSが出せる人』そんな存在でありたいと思っています。

- fin -

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この記事を書いた人

『 kaigonoiroha 』へお越しくださりありがとうございます。

大好きな介護業界で看護師として日々介護をしている運営者の iroha と申します。

このサイトは、介護を頑張る人向けにわたしが知り得た情報を発信しています。介護といっても簡単ではありません。悩みや不安が解決しない時には、ぜひコメントまたはメールでお知らせください。その方の最善を一緒に考えていけたらと思っています。

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